情報社会である現代、スマートフォンが無いと生きていけない! という人も多いのではないでしょうか。そんな、我々の生活に欠かせないスマホの故障を避けるのに安心な充電器の選び方や、画面が割れてしまった時の対処法などについて、修理をはじめとしたスマホ関連サービスチェーンのスマホスピタルに聞きました。
【スマホの充電器は純正品または認証品がオススメ!】
最近ではコンビニなどでも、多種多様な充電器が売られています。実は「充電さえできればどれでもいい」という訳ではないのだそう。問題なく充電ができていても、充電器によっては電圧が違うなどしてスマホに負担がかかってしまうことがあります。
スマホスピタルによると、よくある故障の一つがドックコネクター(充電口)の故障。それにより充電できなくなる場合があります。また、異なる電圧の充電器を使うと、その充電器でしか充電できなくなってしまう可能性もあるのだそうで、純正品またはメーカー推奨品が望ましいとされています。購入の際に店員に相談するのもよいのではないでしょうか。
【スマホを落として画面が割れてしまった!~「ガラス割れ」と「液晶漏れ」の違い~】
スマホを落として画面がバキバキに割れてしまった……実際に経験がある人もいれば、見かけたことがある人も大勢いるでしょう。実はこの“バキバキ”にも「ガラス割れ」と「液晶漏れ」の2種類があるのだそうです。
ガラス割れは、スマホを落とすなどして表面のガラスが割れた状態です。一方の液晶漏れは、液晶パネルが破損し水分がスマホ内に漏れてしまうことを言います。スマホ画面は表面から、ガラス→液晶→バックライトなどが層になっているため、表層が傷つくガラス割れよりも、内層にまで影響が及んだ液晶漏れの方が重症であると言えます。
ガラス割れや液晶漏れが起きた場合は、放置することなく速やかに対処することが大切です。ガラス割れの場合、ガラスの破片で指をけがをしたり、画面に水やゴミが入り故障したりする場合があります。また、液晶漏れを放置したままでいると、スマホの他のパーツにも被害が及んでいる可能性が大いにあるため画面が徐々に見にくくなってしまいます。
【スマホが熱くなる~対処法とNG行為~】
使っているとスマホが熱くなってしまう……そんな悩みもあると思います。原因として、▼スマホを使用しながら充電する、▼バッテリーが劣化している、▼スマホの使用環境(直射日光に当たっている、気温が高いなど)、▼アプリ使用による負荷がかかっている、▼ウイルスに感染している……などといったことが考えられます。
発熱したまま放置していると、バッテリーの寿命が短くなったり、やけどしたり、発火事故が起こったりする恐れもあります。ただし急激に冷やすのはNG。スマホが熱を帯びてきた際は、▽スマホの操作をやめる、▽スマホカバーを外す、▽扇風機やうちわなどであおぐなどして、緩やかに温度を下げるといいのだそうです。
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スマホは非常に精密な機器。故障や異状が生じたときは、自己判断で済ませない方が安心と言えそうです。