とんずと一色といろからなるお笑いコンビ「はるかぜに告ぐ」がパーソナリティーを務めるラジオ番組でリスナーから“持論”を募集。場面ごとのあるあるから人生の教訓、偏見のようなものまでさまざまな意見が寄せられた。
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はじめに紹介されたのは、「審査員に『上手いとか下手とか以前に、楽しんでいることが伝わった』と言われた人やチーム、本当は下手と思われている」という持論。これに対しふたりは爆笑。一色といろは「言われた瞬間に負けたなと思うもんな」と納得し、相方・とんずも「完全に舐められてるときしか出ない言葉」と共感した。ふたりによると、お笑いの賞レースでも審査員から「頑張っている」「漫才を楽しんでいるのが伝わった」等のコメントが出た場合は“面白くない”と判断されたと受け取ることが多いという。
続いて紹介されたのは、「どれだけ他人に興味がない人でも、フードデリバリーサービスを利用するときは配達員の情報を知りたがる」という持論。このリスナーによると、普段は他人に興味がないという人でもフードデリバリーのアプリを使用すれば、かならず配達員の顔と名前をチェックしてどんな人が食事を運んでくれるのかを確認してしまうものなのだという。
また、今回は「ダイエット」というお題でも持論を募集。「ダイエット、体重減らずに知識が増える」「ダイエットが辛くなると、『今日はチートデーだから』と魔法の言葉を使う」「一番痩せてた頃の自分がデフォルトの自分だと思って10年が経った」など、ダイエットの失敗を踏まえた教訓のような持論が多数紹介された。
そんな中、「ダイエット成功者ほど多くを語らないので、ちゃんとした方法は一生わからない」という持論も。といろによると、本当にダイエットに成功した人はその時点で満足しているため、わざわざSNSや本にその方法を書いて他人に伝えようとはしないものなのだという。とんずは「他人のダイエットに責任も取れへんしな」と頷いた。
別の女性リスナーからは「ダイエットという言葉が既にやる気を失くさせている」という持論も。このリスナーは「ダイエット」という言葉の語感や字体の仰々しさにうんざりしてしまうため、「『すらりん』などの言葉で代用するのはどうか?」と提案している。
はるかぜに告ぐのふたりは「ダイエットにまつわるものは、特に生々しい持論が多かった」「みんな一度は意識したことがあるだろうし、経験から来るリアリティのある持論が多かったのかも」とまとめた。
※ラジオ関西『Clip火曜日』より
(2024年9月3日放送回)