思いっきり遊んだあとは、ビリビリに破く遊びをすれば、1日中楽しめる新聞紙ドーム。まみさんの投稿には、作り方のコツを知りたいフォロワーさんからのリクエストコメントが相次ぎ、子育て世代のパパママから大反響となりました。
投稿したまみさんに、詳しく話を聞きました。
ーー新聞紙ドームの制作時間は?
「5歳と3歳の子供たちと一緒に、撮影もしながらの制作でしたので3時間ほどでした。やろうと思えば、1〜2時間で作れるとは思います」
ーー新聞紙ドームを作ったきっかけは?
「子供たちがシーツや布団で秘密基地作りをするのが好きなので、これを作ったら絶対に大喜びすると思ったからです。ちょうど夏休みで時間ができるし、扇風機もわざわざ出さなくても部屋にあったのも理由の一つです」
ーー新聞紙がない場合でも制作できますか?
「新聞屋さんや支援センターで新聞紙をもらえた、という方もいました。他には、大きめのチラシや包装紙をとっておく、ビニール袋を使う、レジャーシートやペットシートを使うなどの方法もあります。また、楽天などのショッピングサイトで無地の新聞紙も売っているので、そちらを活用してもらうのも手だと思います」
ーー手軽にできる『おうち遊び』を発信しているまみさん。きっかけや意識されていることは?
「私自身、下の子が生まれたばかりの頃がちょうどコロナの時期でした。支援センターなどにもなかなか行けず、保育園に行かせていなかった上の子と自宅で遊ぶことが多かったのですが、なにせレパートリーがなくて困りました。『今日もYouTubeばっかりで、子供と全然遊べなかった…』と母親としての自己肯定感も下がっていました。
そんな経験もあり、親子両方にとって遊びの引き出しを増やすことは重要だと考えています。ワーママでもできるように、なるべく時間とお金をかけずにできる遊びを発信するように心がけています。
1日10分でも子供と向き合って遊ぶ時間が持てれば救われる、というママは多いのではないでしょうか。また、子供自身が集中して遊びに取り組むことで、親も家事や自分のことをする時間が確保できますし、子供は遊びを通して様々な能力を身につけます。おうち遊びを発信することで、親子を笑顔にするお手伝いができていれば幸いです」
まみさんが運営するInstagram(@mami_asobi)では、家にあるもので簡単にできる、子供の好奇心を育む『おうち遊び』グッズを発信しています。
(取材・文=五ヶ瀬あお)