海を眺めてくつろぐテラス席、海鮮丼など提供する飲食店も 須磨海づり公園、11月1日新装オープン | ラジトピ ラジオ関西トピックス

海を眺めてくつろぐテラス席、海鮮丼など提供する飲食店も 須磨海づり公園、11月1日新装オープン

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 1976年の開園以来、神戸市民に親しまれてきた「神戸市立須磨海づり公園」(同市須磨区)が11月1日(金)、リニューアルオープンする。2018年夏の台風被害により休園していたが、昨年から進められてきた再整備が完了した。釣台のほかに、テラス席や飲食店などが登場、家族連れや釣りをしない人も楽しめるスポットとして、さらなる人気を呼びそうだ。

海側から見たリニューアル後の全体イメージ
山側から見たリニューアル後の全体イメージ

 同公園はこれまでに計約524万人、年間最大で約21万人が訪れた、神戸市民にはおなじみの釣り施設だったが、2018年8月の台風20号で被災。以来、休園を余儀なくされていた。

1982(昭和57)年には、約21万人が訪れた

 リニューアルで「海を味わう」「釣りを楽しむ」「魚を育む」の3ゾーンを設定。釣台は手すりを高くし、照明も明るくするなど安全面を強化、約290人が利用できる。「海を味わう」ゾーンには広場が設けられ、海を眺めながらくつろげるテラス席を配置。地元で水揚げされた新鮮な魚介類を使った海鮮丼やしらす丼、海鮮ラーメンなどを提供する飲食店のほか、地元海産物を販売するコーナーも設けた。来春には、小さな子どもも魚に触れることができるタッチプールもお目見えする予定だ。
 
 また、海の生きものの繁殖や持続可能な漁業振興を目的とし、旧釣台の一部を海に沈め、魚礁も作った。

「海を味わう」ゾーンには広場を設置
潮風を感じながら、ゆっくりとくつろげるテラス席(山陽電鉄提供)

来春には、魚に触れることができるタッチプール(左)もお目見えする
地元の新鮮な魚介類を使った食事を味わえるほか、海産物の購入もできる(山陽電鉄提供)

 神戸市経済観光局農水産課の担当者は「リニューアルでより安全に海釣りできるようになった。釣りをしない人もテラスや売店で海に親しんでもらえる。家族のお出掛け先として気軽に楽しんでほしい」と話している。

 オープンは11月1日(金)午前7時。基本釣り料(4時間)は大人1200円、子ども(6歳以上16歳未満)700円。入園料(見学)は大人200円、子ども(同)100円。「海を味わう」ゾーンは入場無料。詳しくは須磨海づり公園の公式ホームページで。

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