ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとインスタグラマーのウラリエが金曜日にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-金午後1時~)で、「ギャップがすごい人」についてのメールを募った。
とあるリスナーの営業先に、スキンヘッドに190センチ近い身長でガッチリ体型、いかつい顔をしている男性がいるそう。しかし、そんな見た目とは裏腹に、声が高く超美声だという。さらに、その男性が使っているスマートフォンには、かわいらしいクマのケースがつけられているのだそう。
サマンサは、「確かに、しゃべった瞬間、思ってるより声がすごい高音の人がいる」と共感。さらに、ギャップを感じた例としてウラリエを挙げ、「もっとクールかと思ってたけど、めっちゃ緩い。知れば知るほどユルユル」と表現。
ウラリエも、サマンサがピアノが弾けることがギャップだと明かすと、サマンサは「自律神経が弱まってきていて、最近は指が全然動かない」と笑っていた。
続いてのリスナーがギャップを感じるのは、すっぴんの女性が少しずつメイクをしていき、美しくなっていく動画。リスナー自身、メイクはほとんどしないそうで、感心するとともに「詐欺に近い」と思ったりもするのだという。
このメールに対し、サマンサは「安心してください、私も詐欺レベルです。普段は、ただのおっさんです」とコメント。そんなサマンサの言葉に、ウラリエは「サマンサさんはすっぴんでもオーラがありましたよ」とフォローしていた。
ウラリエは、「普段はメガネをかけている人がコンタクトを装着すると、髪型や洋服などすべてがおしゃれに見える」というメールを紹介。サマンサは、共感を示したうえで「服でいうと、男性の作業着やユニフォーム系の服にグッとくる」と明かした。
「小学4年生のころ、いつも女子5人のグループにいた」という男性リスナーからもメールが寄せられた。当時、男子の1人が「女のなかに男が1人」と何度もはやしたててきたことがあったが、女子グループのなかでも大人しい子が「女のなかに男がいてどこが悪いのよ。ええやないの」と大声で怒鳴り、男子は黙りこんだという。
「女は強いなあと感心した」というメールを読み上げたサマンサは、「私も女性グループのなかにいたタイプ」とひと言。ウラリエに「気が強い女性についてどう思うか」と投げかけると、ウラリエは「私も気が強いタイプです」とコメントした。
そのほかにも、「よくドライブに行く友人は仕事でも車に乗って営業まわりをしていますが、道を全然覚えられず、趣味と能力のギャップがとても激しい人間です」「毎日乗っているバスの運転手さんが、ほかの人には大きな声で『ありがとうございました』と言うのに、私にはなにも言わないし無視する」など、さまざまなギャップを持つ人物の情報が寄せられた。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip金曜日』2024年10月4日放送回より