東京・虎ノ門で開かれた記念イベントでは、博覧会協会の十倉雅和(経団連会長)が「多くのパビリオン建設が着実に進み、イベント内容も次々と明らかになってきた。開幕に向けて積極的なPRを展開したい」と抱負を述べた。
石破茂首相は、「日本の魅力を世界に向けて発信する絶好の機会だ」とのビデオメッセージを寄せた。
大阪・関西万博の入場者目標は2820万人。前売券の販売枚数は約700万枚(10月13日現在)で、目標の1400万枚の半数に過ぎず、購入者の多くは協賛企業の関係者となっている。
博覧会協会は今後、全国的に広報活動を強化する方針だが、開幕が迫る中、パビリオンやイベントという重要なコンテンツについて、より具体的な情報提供が求められる。