大阪・関西万博 来場者運ぶ大阪メトロ400系「ローレル賞」、70年大阪万博の主力と“2ショット” | ラジトピ ラジオ関西トピックス

大阪・関西万博 来場者運ぶ大阪メトロ400系「ローレル賞」、70年大阪万博の主力と“2ショット”

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 車両内部には、▼大阪メトロとしては初となる、進行方向に向かって着席できるクロスシート車両(1編成につき1両)、▼ワイド液晶ディスプレイによる4か国語(日本語、英語、中国語、韓国・朝鮮語)での運行案内、▼携帯電話を充電できるモバイル用電源(USB)付カウンター(先頭車両)、▼車内Wi-Fi ▼非常時に乗務員室で確認が可能な車内防犯カメラ、▼全車両への空気浄化装置をそれぞれ設置した。

 今後、自動運転の実証実験(大阪港~夢洲間 )も予定されている。

400系とともに、1970年大阪万博開催時に堺筋線の主力だった60系もサプライズ登場、“新旧・ローレル賞受賞車両”が並んだ〈2024年10月20日 大阪市住之江区・大阪メトロ緑木車両工場〉

 受賞を記念し、大阪メトロ緑木操車場では20日、1970年大阪万博で堺筋線(阪急千里線との相互乗り入れ)の主力車両として活躍した60系(現在は運行していない)と並んで展示された。

400系が選ばれた理由として、
▼未来への路線と位置づけ、宇宙船を意識させる外観デザイン
▼座り心地を向上させるため、背ずりの高さを在来車と比べて高くした座席シート のほか、

大阪メトロ初の導入、クロスシート車両(1編成につき1両)※撮影・ラジオ関西コンテンツニュース部
一般座席はグリーンを基調としたロングシート※撮影・ラジオ関西コンテンツニュース部

▼また、1編成に1両、1人掛けの固定クロスシートを3席ずつ設け、パーソナルスペースを確保
▼先頭車にUSBコンセントを設置したカウンターを配置
▼今後予定されている自動運転実証実験に向けた先進性 などが挙げられる。

 鉄道友の会・佐伯洋会長は、「中央線は大阪市内を横断する重要路線。東は(近鉄と乗り入れて)奈良の生駒方面へ、西は大阪・関西万博会場の夢洲へつながる。大きなインパクトであり、斬新なデザインの400系導入が起爆剤となる」と話した。

優先座席(ブルー)は色分けして明確に ※撮影・ラジオ関西コンテンツニュース部
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