前知事の失職に伴う兵庫県知事選挙が31日、告示された。日本維新の会を離党して無所属で立候補した前参議院議員・清水貴之氏(50)は、「混乱する兵庫県を何とかしたい」と第一声をあげた。
清水氏は、神戸市中央区の自身の選挙事務所前で、「混乱する兵庫県を何とかしたい。これが一番の争点だと思う。まずは県職員、県議会議員、そして県民としっかりコミュニケーションを取り、県政を立て直していきたい」とし、人口減少や経済政策、観光客の誘致などやりたいことがたくさんあると話した。その上で「兵庫県は自然が豊か、美味しい食べ物もたくさんある、観光地も豊富と素晴らしい県。神戸や姫路といった大都市だけでなく地方も輝く、そんな兵庫県にしていきたい」と支援者らに訴えた。
この後清水氏は、自身の声を直接県民に伝えたいと街宣車で出発した。