アシックス(神戸市中央区)は11月1日、神戸・三宮の直営店を移転し、「ASICS KOBE」(アシックス神戸)としてリニューアルオープンしました。
フラワーロード沿い(加納町)に2012年10月にオープンした国内3番目の直営店「アシックスストア神戸」が、このたび三宮中央通り沿いに移転。名前も新たになった「ASICS KOBE」は、約63坪(約207平方メートル)と広々とした店内に、これまで特化していたランニング用品に加え、ライフスタイルに対応したアパレルコレクション「ASICS SPORTSTYLE」のスニーカーなどを拡充。従来の競技志向のランナーのみならず、ファッションとして着こなす若者や女性、さらには海外からの訪日客も取り込むなど、グローバルな展開も目指しているといいます。
また、直営店では初めて、両足の足形を瞬時に測る独自の3D計測システム「ASICS FOOT ID 3D」を導入。5台のカメラで一度に両足を撮影し、足の長さや高さ、アーチの高さ、足囲(足のまわり)、かかとの幅や傾斜角度、親指のところの角度という7項目を約30秒で計測。このデータをもとに、店内で各自にあったシューズを選ぶことができるといいます。こちらは事前予約不要、無料で測定でき、計測したデータはアシックスの無料会員サービスのサイトに保管することができます。
さらに、同店では、今後、ランナーのレベルに応じたランニングプログラムをはじめ、家族や子どもが体験できるイベントなども行われるとのこと。具体的には、老舗スイーツ店・温泉施設などとコラボしたランニングイベントや、ランニングをしながら地域のクリーンアップを行うプランもあるそうです。
オープン前日の10月31日に行われたプレス発表会で、「競技者はもちろん、フィットネスランナーの方や、日々を自分らしくスタイリッシュに過ごされたい方へ向けても、我々のサービス、製品を拡充していく」というのは、「ASICS KOBE」プレス発表会に出席した、アシックスジャパン株式会社の阿部雅 代表取締役社長。
「元町・三宮から非常にアクセスのいい立地。アシックスのブランドが神戸、そして、皆さまにとって、高い価値を提供できるよう、これからも多くの方にこの『ASICS KOBE』が愛していただけるよう、毎日頑張ってまいります。ぜひサポートいただければ」と来店を呼びかけていました。