夜に正礼装の『モーニング』を着るのは日本だけ!? 落語家・笑福亭松喬が違和感を提言 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

夜に正礼装の『モーニング』を着るのは日本だけ!? 落語家・笑福亭松喬が違和感を提言

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 松喬さんが演じる「花色木綿」という盗人が登場する演目を見たサマンサは、「臨場感がすごくてびっくりした」と興奮気味にコメント。

 演目中、空き巣が家に入るも、なにも物がないため「ここ空き家か? けど、畳あるし建具でついたてあるわな」とつぶやくシーンがある。

 このシーンについては、「引っ越しをする際、東京では畳や障子などの建具は大家さんが入れてくれる。でも、大阪は自分の持ち込み。『やからこういうひと言があるんやで』と弟子に指導する」と解説した。

 さらに、「盗人が荷物をあさるときも、長持(ながもち)から開ける。長持はタンスやから、金目のものが入っていることが多い。一方の柳行李(やなぎごうり)には衣服しか入れないから、盗人がそっちから開けることはおかしいと指導する」と説明すると、サマンサは「落語を通して時代的背景を学べる」と感激していた。

笑福亭松喬さん(写真左)とサマンサ・アナンサ(同中央)、ウラリエ(同右)
笑福亭松喬さん(写真左)とサマンサ・アナンサ(同中央)、ウラリエ(同右)

(取材・文=バンク北川 / 放送作家)

※ラジオ関西『Clip金曜日』2024年11月1日放送回より

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「第5回 松喬三昧」
2024年11月10日(日)
【一部】10:30開場 / 11:00開演
【二部】14:30開場 / 15:00開演
会場:朝日生命ホール(大阪市中央区)
料金:前売3000円、当日3500円(全席指定席)
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