防災への取り組みを通して地域の人々に備えや知識の大切さを知ってもらおうと、自動車販売店、大学、自衛隊の三者連携による体験型のイベントが、11月23日(土・祝)に兵庫県伊丹市で行われます。
「第2回 備えよう!考えよう!防災力」と題されたこの催し。会場となる神戸トヨペット宝塚インター南店(伊丹市西野)では、当日午前11時から、甲南女子大学(神戸市東灘区)、トヨタ車の販売店である神戸トヨペット株式会社、自衛隊の三者が連携して、体験しながら防災について知ることができる取り組みを展開します。
そのうち、甲南女子大は、社会連携課学生スタッフ'himawari'による防災クイズや紙芝居のほか、「段ボールベッド」や「トイレテント」の展示、医療栄養学部生による防災レシピ「パッククッキング」の紹介などを予定。
また、神戸トヨペットは、車中泊の展示や給電システムに関する教室を実施。絵を描いたりレーザーで名前がほれる「世界に1つだけのキーホルダー」づくりができるところも設けます。
そして、自衛隊は、災害時をイメージした炊き出しで先着200人に豚汁を振るまうほか、自衛隊車両の展示や、子どもが自衛隊のユニフォームを試着して写真撮影できる「なりきり自衛隊」といった、ファミリーで楽しめる内容を用意。さらに、三者合同企画のなかでは、来場者に向けて災害時に役立つロープワークや簡易担架についての説明を行います。
神戸トヨペットと甲南女子大は、地域社会の発展とその基盤となる人材育成に寄与することを目的とする包括連携協定を今年8月1日に締結。今回のイベントもその一環として開催されます。
「第2回 備えよう!考えよう!防災力」は入場無料、申込不要。会場の神戸トヨペット宝塚インター南店は、イオンモール伊丹昆陽店から県道42号線(尼崎宝塚線)を北(宝塚方面)へ徒歩約5分、進んだところにあります。