兵庫県知事選挙（2024年11月17日投開票）で敗れた前尼崎市長・稲村和美氏を支援する組織「ともにつくる兵庫みらいの会」は、運営していたX（旧・ツイッター）のアカウントが選挙期間中に凍結されたとして、22日にも偽計業務妨害容疑などで兵庫県警に刑事告訴する方針を固めた。
「ともにつくる兵庫みらいの会」によると、知事選告示後の11月5日、稲村氏を応援し、選挙に関する情報発信のためにアカウント「ともにひょうご」を開設。選挙運動の様子やメッセージなどを投稿していたが、翌6日にアカウントが凍結された。再び開設したアカウントも12日に凍結されたという。
Xは暴力的な発言やヘイト行為などを禁じており、違反の報告が他のユーザーからあった場合、アカウントを凍結することがあるという。 関係者は、「規約違反の投稿はなかったが、『違反だ』とする大量の一斉通報が組織的になされたと推測される。 凍結されて情報を伝えることができず、選挙結果にも大きな影響があった可能性もある 」と主張している。
