サッカーの日本一を決めるカップ戦、天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会は、23日、東京の国立競技場で決勝戦が行われ、ヴィッセル神戸が5大会ぶり2度目の優勝を決めました。
Jリーグ誕生後では初となる関西勢同士の対決となった試合で、宿敵のガンバ大阪と対戦したヴィッセル。0-0で迎えた後半、64分に宮代大聖選手のゴールで先手を奪うと、相手の反撃をかわし、1-0で勝利。今シーズンのJ1リーグ戦で1分け1敗と苦杯をなめていた相手に、国内最古のカップ戦ファイナルでリベンジに成功するとともに、初タイトルを獲得した思い出の地・新国立で再びカップウイナーに輝きました。
この優勝で2025-26シーズンのAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)出場権を獲得したヴィッセルですが、J1リーグ戦で2位以内を確定すれば、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)への出場に切り替わります。その際、ACL2には、ACLEの出場権を持たないJ1最上位クラブが出場することになります。