――2季連続でのタイトル獲得について。
僕はアカデミーから育ててもらっているので、感慨深い。(過去には)上位に食い込むこともクラブとして難しい時期があったなか、いまはチームとしても上位にいますし、去年タイトルをとって、それだけで終わらず、今年もちゃんとタイトルを取れるのは、クラブとして、すごく前進しているのかなと感じます。
――前回の天皇杯優勝時はメンバー外だったが、当時はどこで見ていたか。
そのときは上で見ていました。今回は、自分が中心となって勝ち上がってきた大会。自分としても成長したなと、そこに関しては単純にそう思います。(格別な思いはあるか?)ありますね! あのときの優勝もうれしかったですが、反面、1試合も出ていなくて、メンバーにも入っていないですし。今回の優勝は素直に、100%で喜べているなという感覚です。
――天皇杯のタイトルをとったが、シーズンはまだ終わってない……。
(天皇杯優勝を)喜んではいますが、次がある、次があるという頭になっているかな……そこはわからないですが。これが(シーズン)最後の(優勝)という感じではないですね。
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佐々木選手がいうように、優勝の余韻に浸る間もなく、すぐに次の試合がやってきているヴィッセル。天皇杯から中2日で、26日にはホームでAFCチャンピオンズリーグエリートのセントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)戦に臨めば、30日には佳境を迎えているJ1で、柏レイソルとのアウェイ戦(第37節)が待っています。J1連覇目前となっているクリムゾンレッド。2人の力は今年の公式戦残り4試合、そして、今後も欠かせないものであることは間違いありません。(ラジオ関西『GOGO!ヴィッセル神戸』)