兵庫県の斎藤元彦知事は、27日、再選後初となる定例会見に臨んだ。兵庫県知事選挙でPR会社の社長が広報全般を任されたという記事を公開し公職選挙法違反の可能性が指摘されている問題に関する質問が相次ぎ、斎藤知事は「公選法に違反しているとの認識はない」とこれまでの見解を繰り返した。
兵庫県知事選挙を巡り、PR会社の社長は20日に記事を公開したが、これについて斎藤知事は、「事前の相談や報告はなかった。記事を発信した後に知った」とし「若干戸惑った」とも話した。また「PR会社に依頼したのはポスターのみ」で、約70万円の支払いはその費用だったとするなど「公選法に違反するようなことはなかったと認識している」とし、「対応は代理人弁護士に任せている」と繰り返した。