WEリーグカップの決勝は、12月29日(日)、午後1時から、東京・国立競技場で開催。INAC神戸は、準決勝第1試合で勝利した前回覇者のサンフレッチェ広島レジーナと対戦します。同じ神戸をホームとするヴィッセル神戸がJ1リーグ戦連覇と国内2冠を達成しただけに、INAC神戸も続いていきたいところです。
両者はリーグカップ戦決勝までの間に、もう1つのカップ戦、皇后杯の戦いにも臨みますが、どちらも14日の5回戦を突破すれば、22日の準々決勝では直接対決も実現することに。2週間で同じ相手と2度の一発勝負を戦うことも想定されます。
同じ相手との連戦について、川上氏は、「戦いにくい」と選手・チームの心理を代弁。そのうえで、「今年、広島は監督が代わってから、毎試合のようにメンバーが違う。一方で、INACも(使える選手の)カードはたくさんある。(互いに)当日にならないと、どういうメンバーになるかわからないのも楽しみ」と、両者のメンバー選考にも注目していました。
川上氏は最後に、INAC神戸サポーターからの「長崎の現地に赴いた際、駅からスタジアムまでにポスターなど告知がなかった」というメッセージに触れ、「もうちょっと広告宣伝をしてほしい。『こういう試合やってますよ』と。ぜひお願いしたい」と、WEリーグに呼びかけていました。