サッカーの元日本女子代表(なでしこジャパン)DF川上直子氏が、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で、14日に行われたサッカー元日本代表MF中村憲剛氏の引退試合の前座で行われたエキシビションマッチ参加の感想を述べました。
エキシビションマッチでは、澤穂希氏率いる「なでしこフレンズ」の一員として出場した、川上氏。
「25分1本、めちゃくちゃしんどかったけど、楽しかった!」という、なでしこのレジェンドは、「2011年優勝メンバーの子たちが多くて、みんなまだ身体も動くし上手だし、永里(優季)や田中明日菜ちゃん、京川(舞)選手といった現役バリバリの選手もたくさんいたなか、まさかこんな機会をもらえるとは、幸せなこと。等々力のピッチも最高だった」と、ラジオで感謝の思いをコメント。
3か月前に話があり、すぐにOKの返事を出したものの、当初は「なんでうんと言ってしまったんだろう……」と、本格的なプレーにためらいもあったそう。
それでも、「本当に行かせてもらってよかった!」と述べるとともに、「(川崎)フロンターレって、ビッククラブで、ファン・サポーターのクラブ愛がすごい。(中村憲剛引退試合の)盛り上がりがすごくて、川崎の市をあげてという感じで、いいものを見せてもらった」と、クラブを代表するスターのメモリアルな舞台に感動していました。
14日と15日は、中村氏だけではなく、槙野智章氏、梁勇基氏、松井大輔氏といった、日本サッカーやJリーグで一時代を築いたレジェンドたちの引退試合が立て続けに開催されただけでなく、15日には世界的スーパースターで、ヴィッセル神戸でもプレーした元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ氏の引退試合も東京で盛大に行われるなど、メモリアルマッチラッシュに。
この状況に、川上氏は、「もうちょっと日をバラしてくれという思いもあるファンの人も多かったのでは。いろんなところを見たかったと思うが……」と、ファン・サポーターの心情をおもんぱかっていました。
※ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』2024年12月16日放送回より