「今シーズンをもってヴィッセル神戸を離れることになりました。ここ数年、チームに貢献することができず、クラブ、ファン・サポーターの皆さまに申し訳なく思っています」という中坂選手。
「ヴィッセル神戸にはU-15から加入し、早15年もの月日が経ち、ヴィッセル神戸を通じて多くの方々に出会うことができました。その中でも、アカデミー時代やプロになったばかりの未熟であった自分に、当時の強化部長やアカデミー時代の監督・スタッフなど多くの方が真摯に向き合ってくれました。自分のような人間を受け止めてくれたこのクラブに対して感謝の気持ちしかありません。そして、長い間応援していただいたファン・サポーターのみなさんには、言い表せないほどの感謝の気持ちでいっぱいです」と、クラブ関係者やサポーターへの感謝をコメント。
「15年間いたクラブを去るのは悲しくもありますが、世界的なプレーヤーをはじめ、たくさんの素晴らしい選手たちとボールを蹴れたことは自分の大きな財産です。最後にはなりますが、ヴィッセル神戸の益々の発展と、出会ってきた選手、スタッフ、関係者の皆さまのこれからのご健康とご活躍を願っています。15年もの長い間、本当にありがとうございました」と、メッセージを残していました。
その中坂選手は、14日に行われた元日本代表DF槙野智章氏の引退試合「槙野智章 大感謝祭 ~1日限りのワッショイ劇場~」にも出場。長らく親しんできたホームスタジアム・ノエビアスタジアム神戸で、クリムゾンレッドサポーターとの別れを惜しみつつ、「わくわくライオン」の愛称にふさわしいような見ごたえあるプレーも披露していました。