バレーボールの日本一を決めるカップ戦、「令和6年度天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会」は、21日、ファイナルラウンドの女子決勝がAsueアリーナ大阪で行われ、ヴィクトリーナ姫路が初優勝を果たしました。
皇后杯決勝に初めて進んだ姫路は、同じSVリーグ女子のSAGA久光スプリングスと対戦しました。
序盤、ファイナルの緊張もあってか、久光に2セットを先行されたヴィクトリーナ。それでも、2セット目の途中から持ち味の粘り強さを発揮しだすと、日本女子代表の井上愛里沙選手や宮部藍梨選手、タイ代表のチャッチュオン・モクシー選手を中心に反撃。3セット目、4セット目を奪い返し、フルセットに持ち込みます。
すると、最終の5セット目も勢いは衰えなかったヴィクトリーナ。2時間半を超える大熱戦の末に、セットカウント3-2で大逆転勝利し、皇后杯初優勝を果たしました。
2016年から始動した日本初の女子プロバレーボールチームは、国内トップカテゴリーの主要大会で念願の初タイトルを獲得しました。