震災乗り越えた灘五郷のシンボル『菊正宗』看板、71年で幕「変わる神戸の景色、ちょっとセンチな…」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

震災乗り越えた灘五郷のシンボル『菊正宗』看板、71年で幕「変わる神戸の景色、ちょっとセンチな…」

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 菊正宗酒造は「広告塔としての一定の役割を果たし、皆さまに愛されてきた。寂しくなるが、今後もより一層、愛される酒造りにまい進していきたい」とコメントしている。

1985(昭和60)年撮影 ※画像提供・菊正宗酒造

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阪神・淡路大震災後に整備された住吉川(神戸市東灘区)
71年の間、周囲はマンションなど高層建造物が増えた

 あれから30年。菊正宗酒造本社の脇を流れる住吉川は整備され、近隣にはマンションが立ち並ぶ。
 変わりゆく景色…取材に答えた男性は、幼いころ「すぐそこにあった」看板を思い出し、ふとまぶたを閉じたに違いない。

 老朽化と危機管理、被災地・神戸だからこそ、この節目を前に心を決めた。
 必ず、また新しい景色が歴史を紡いでくれると信じて…

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