番組でパーソナリティを務める清元秀泰姫路市長は、「信用金庫というと、お金のやり取りを行う場所というイメージを持っていらっしゃる方も多いと思います。でも実は、第三者の立場から企業の事業計画を見直すきっかけになることもあり、コンサルタント的な部分も持っている」と、その役割に言及。「企業が時代の流れに応じて生き残っていくためのナビゲーター役もしていただいていると感じています」と語りました。
三宅理事長によると、同金庫は様々な地域貢献活動も実施しているとのこと。「節目の年を迎えたときに、お世話になった地域に恩返しをする意味で、何かしら地域貢献活動を始めることが多いです」と三宅理事長は話し、姫路出身の詩人・有本芳水を顕彰し創設した「子供の詩 有本芳水賞」や、各家庭から持ち寄った未使用食品を地元のNPOへ寄贈する取り組みについても紹介しました。
三宅理事長は「“姫路”という看板を背負わせていただいている。職員一同、姫路市とともに……ということを心がけて、これからも歩んでいきたい」と、地元経済の支えであり続ける意志を改めて明らかにしました。
【参考】
・中小企業庁「中小企業白書」 ・帝国データバンク「全国企業『メインバンク』動向調査」(2024) ・独立行政法人中小企業基盤整備機構公式サイト ・日本銀行「歴史に学ぶ銀行の在りかた」 ・一般社団法人全国信用金庫協会公式サイト
※ラジオ関西『ヒメトピ558』2024年12月6日、13日放送回より