大阪・関西万博は、2025年4月13日に開幕する(10月13日まで184日間開催)。
「海の見える放送局ならぬ、海の見える万博会場は気持ちいい」
夢洲からも見える神戸港にほど近く、“海の見えるスタジオ”があるラジオ関西を引き合いに、吉本興業・元会長で、大阪・関西万博催事検討会議共同座長の大崎洋氏が話す。
大崎氏は共同座長で華道家元池坊・池坊専好次期家元、企画プロデューサーの元俳優・小橋賢児氏とともに、昨年(2024年)12月、会場の人工島・夢洲を訪れ、野外ステージ「EXPOアリーナ Matsuri(祭)」(以下、EXPOアリーナ)や、約2千人収容可能な「EXPOホール シャインハット」(以下、EXPOホール)を視察した。
EXPOアリーナは熱を持ちにくい機能がある人工芝が全面に敷かれた屋外アリーナ。大阪湾一帯が見渡せ、六甲山や明石海峡大橋、淡路島などが視野に飛び込んでくるほか、ステージに3台の大型モニターが設置されている。
最大1万6000人を収容し、開幕日・4月13日の夜には人気アーティスト・Ado(アド)がオープニングライブを行う。
EXPOホールでは開会式や閉会式、宝塚歌劇団OGらによるスペシャルステージなどが予定されている。
また、外壁では会期中、毎日プロジェクションマッピングが投影され、各国の有名アーティストがパフォーマンスを行う。