冬ではすっかりお馴染みのアイテムとなった、ユニクロの人気防寒インナー「ヒートテック」。今年新しいのを買って着てみたら、ぬくいのなんの。いままで着ていたのと全然違うんです。
「こんなにも違うなんて、ヒートテックも進化してるんやなあ」と感心しながら調べてみたところ、いままで着ていたやつはもうすっかり寿命やと判明……。
ヒートテックの明確な寿命は定められていないものの、ユニクロの公式X(旧:Twitter)の投稿(2024年1月20日)によると、だいたい3年ぐらいが買い換えどきの目安らしいんです。
なんでも、ポリウレタンの生地が劣化して伸びたら終わりなんだとか。つまり、生地が伸びてしまい肌に対してのフィット感が失われたら寿命なんですって……。
もちろん、着方や洗濯の仕方・回数にもよりますけど、3年ぐらいで寿命を迎えるらしいんです。
「え〜っ、3年で!? どおりで全然あったかくないわけや(笑)」
いままで着ていたヒートテックを買ったのは、忘れもしない、韓国に旅行に行ったときのこと。冬の時期に行ったもんやから、むちゃくちゃ寒かったんです。あまりにも寒いのをなんとかしようと、「あれぬくいで!」と当時話題になっていたヒートテックを韓国・ソウルのユニクロで発見し、わらにもすがる思いで購入。おかげで、寒い時期の韓国旅行を楽しく過ごすことができたという、思い出の品なんです。
その韓国旅行が、たしか13年前でした(笑)。ヒートテックの寿命だといわれている3年をはるかにオーバーし、さらに干支1周分着ていたということになります。
13年目に突入したヒートテックと今年購入した新品を重ね合わせてみたら、その違いがよくわかります。同じLサイズなのに、どんだけ伸びてるねん(笑)。13年着続けたら、こんなに伸びんるんやということがわかります。
ほんまに知らんかったんです。あの寒かった韓国旅行を、まるで見守ってくれているかのようにあったかく過ごさせてもらった“すごいもん”やから、いつまでも永久にあっためてくれるもんやと勝手に思い込んで、13年着続けてきました。