もう一つのフォトスポットも特筆に値する。モネの「睡蓮の池」そのもののようなコーナーで、“額縁”の中に入って撮影すると、ロマンチックな1枚に。足元の「さざ波」や「泳ぎ回る魚」も動画で撮影可能だ。
このほど開かれたメディア向け内覧会で、展覧会を手掛けた「グランデ・エクスペリエンセズ」社(オーストラリア・メルボルン)のロブ・カーク氏は、神戸の印象について、「山や海、森があり、自然豊か。印象派の中で描かれた風景がここにあると思った」とスピーチ。「従来の絵画展とは違う本展で、絵の中に入ったり、絵の細かいところまでたどり着いてもらえたら」と話した。
神戸市の小原一徳副市長は「会場のKIITOは、生糸の検査所として建てられた由緒ある施設。ここで開催してもらえることはたいへんうれしい。展覧会には多くの人、とくに若い人にぜひ足を運んでもらいたい」と呼び掛けた。
◆「モネ&フレンズ・アライブ」
会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸 1階KIITOホール(神戸市中央区小野浜町1-4)
会期 2025年1月4日(土)~3月30日(日)
開館時間 平日11:00~18:00、土日祝10:00~18:00 ※最終入場は閉館の60分前まで
休館日 月曜日(祝休日の場合は翌日)
料金 平日=一般2700円・高大生1900円・小中生1100円、土日祝=一般2900円・高大生2100円・小中生1300円
問い合わせ キョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~18:00、日曜・祝日休み)
【「モネ&フレンズ・アライブ」神戸展公式HP】