新加入選手・ユニフォーム発表会については、クラブのエバンジェリストを務める元日本代表DF槙野智章さんと、広報部の林哲也さんがMCを務めるなかで進行されました。
槙野さんからも「昨年以上にヴィッセル対策など研究をされる年になるので、そこをどう上回って戦い抜くのか。対ヴィッセルというJ1リーグ戦になるのが、ポイント」という話もありましたが、まさにヴィッセルが今年も主人公になるのではと思わずにはいられません! 楽しみが膨らみますね!
新加入選手・ユニフォーム発表会で、新たにお披露目された新ユニフォーム、皆さん、いかがですか? 昨年発表されたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)用のユニフォームに続いてタスキ柄が採用された“新戦闘服”は、「想いをつなぐ、未来へつなぐ。」がテーマに。エンブレムの上にはタイトルを示す星が4つ付きました! 素敵です!! そして、今年はJ1王者のエンブレムだけでなく、天皇杯優勝のワッペンもつけられるのがまたいいですよね! 30周年ロゴも入った新ユニフォーム、1stタイプは早速、予定枚数が完売し「在庫なし」になっているようで……人気の高さがうかがえるとともに、私は乗り遅れてしまいました(涙)。次の販売があるまでは、Vが2つ付いた二冠達成の優勝記念グッズを身につけて応援できればと思います!
新ユニフォームのモデルには、佐々木選手とGK前川黛也選手が登場。前川選手は「洗練されたデザイン」と話していましたが、ACLEと同じく、“世界を見ている”ユニフォームになっているのかなと私自身は感じました。
そして、佐々木選手の「13」はよく似合ってましたね! 槙野さんからの質問を受けて「ユースから育ててもらっていて、この番号の意味を理解して育ってきたので、この番号をつけるとなったとき、素直にうれしかった」「僕から『付けれるのであれば付けさせてほしい』と(申し出た)」と背番号変更の思いを明かした佐々木選手。「僕らしい13番を作っていければ」と抱負を述べていましたが、佐々木選手らしい13番、期待していますよ!
新加入選手たちの紹介では、それぞれの選手から頼もしいコメントを聞くことができ、皆さんの活躍が楽しみになりました。そのなかで、個人的に気になったのは、東京ヴェルディから加わったMF橋本陸斗選手です。
チームにはすでにDF広瀬陸斗選手がいるため、ヴィッセルに「リクト」が2人そろうことに。記者さんからは「どう呼ばれたいか?」という話も寄せられていましたが、「リクトとしか呼ばれたことがないので、練習で広瀬選手への『リクト!』という声にも反応してしまう。何と呼ばれてもいいので、サポーターの皆さんで決めてほしい」と新たな呼び名を募集していました。「ハシリク」などになるのか……実際の呼び名がどうなるのかにも注目したいと思います!
さらにヴィッセル神戸U-18でチームメイトだったDF山田海斗選手とMF濱崎健斗選手(※「崎」=たつさき)は、囲み取材のなかで、お互いのいいところについても答えてくれました。
山田選手から見た濱崎選手は、「ユースでずっと(一緒に)やっていたが、攻撃はケントから始まるので。後ろでボールをおさめたりもできますし、ドリブルで自分で運んで、ゴール前のクオリティーは、彼のすごくいいところ」と1コ下のアタッカーを絶賛。濱崎選手は山田選手について、「守備では失点しそうなところを何回も身体を張って防いでくれる。攻撃では高さをいかして得点を決めることができる」と、その特長を語ってくれました。今後が楽しみな2人には、ぜひ、佐々木選手や山川選手のように成長してくれることを願いたいものです。
※ラジオ関西『GOGO!ヴィッセル神戸』より