バレーボール・SVリーグ女子のヴィクトリーナ姫路は、16日、共栄学園高校(東京)の秋本美空(あきもと・みく)選手(18)、下北沢成徳高校(東京)の河俣心海(かわまた・ここみ)選手(18)、今治精華高校(愛媛)の矢田和香(やだ・わか)選手(18)と選手契約を締結したと発表しました。
神奈川県出身の秋本選手は『春の高校バレー2025』で共栄学園高校を19年ぶりの優勝に導いた、185センチの長身を誇るアウトサイドヒッター。2023年には16歳で日本代表登録メンバーに選出されるなど、世代ナンバーワンの呼び声高いエース候補です。母は、バレーボール元日本女子代表の大友愛さん。ヴィクトリーナでは背番号1を担うことも決まりました。
東京都出身の河俣選手は『春の高校バレー2025』で下北沢成徳高校の2年連続準優勝に大きく貢献。身長183センチで、ポジションはオポジット・ミドルブロッカーとなっていますが、ヴィクトリーナによると「どんなポジションも器用にこなすオールラウンダー」であり、2024年には全日本高校選抜にも選ばれた実績を持ちます。ヴィクトリーナでの背番号は20。
愛媛県出身の矢田選手は昨年、河俣選手とともに全日本高校選抜に選ばれた身長186センチのミドルブロッカー。ヴィクトリーナによると、「最高到達点305センチの高さを活かした強烈なスパイクが魅力」とのこと。愛媛代表として出場した『SAGA2024国スポ』ではチームのベスト4進出の原動力となりました。ビーチバレーのU21日本代表にも選ばれ、バレーボール界の若き“二刀流”選手としても注目されている逸材です。ヴィクトリーナでの背番号は21。
ヴィクトリーナは、若き3選手の獲得について、「これからの日本のバレーボール界を背負い、世界へ羽ばたく可能性に満ちた逸材が加わり、クラブスローガンである『姫路から世界へ』を達成するべく、チームは日本一に留まらず更なる高みを目指してまいります」と述べています。