特別展「刀剣乱舞で学ぶ 日本刀と未来展 -刀剣男士のひみつ-」が、心斎橋オーパ7階特設会場にて、1月23日(木)から2月16日(日)までの期間限定で開催される。
名だたる刀剣が戦士へと姿を変えた「刀剣男子(とうけんだんし)」を率いて歴史を守る刀剣育成シミュレーションゲーム『刀剣乱舞ONLINE』は、PCブラウザやスマホアプリで楽しめるほか、ミュージカルや舞台、アニメ、映画、コミック、歌舞伎など多くのメディアミックスへも広がっている。
特別展「刀剣乱舞で学ぶ 日本刀と未来展 -刀剣男士のひみつ-」では、「刀剣男子」の本来の姿である「日本刀」を実際に見て、感じて、体験と共に楽しみながら学べる内容になっている。刀や作刀技術を次の時代に繋げようとした人々の想い、実際に「未来へつないでいく」ことの難しさや大切さを、実在する「日本刀」を通じて感じることが出来る展示会になるという。
「刀剣乱舞」の作中でお助け役となって活躍する”クダギツネ”の仲間として、特別展ではオリジナルナビゲートキャラクターの「きゅうのすけ」が新たに登場する。夢は「たくさん勉強してカッコイイ刀博士になる」と語る、勉強熱心で日本刀が大好きな「きゅうのすけ」と一緒に日本刀について学べるという。
特別展で配布されるパンフレットは書き込みながら学べる仕様となっており、最初のエリアではナビゲーターのきゅうのすけが展示内容について紹介する映像が楽しめる。かつて日本刀を持っていた武将や歴史上の人物、時代・地域・刀工・産地などの基礎知識をクイズから学べるほか、日本刀づくりのうちの5つの工程を疑似体験しながら「日本刀ができるまで」を学習・体験できるコーナーもあるという。作刀における素材の化学的変化や組成といった科学解説もミニコラムで紹介される。
ほかにも、本物そっくりに作られた「模型刀」を実際に触りながらパーツや見方を学べる「日本刀の楽しみ方道場」や、日本刀と身長を比べられる「日本刀背くらべ」。日本刀の重さや大きさを実際に体験できる「本物の日本刀をさわってみよう」(※安全面を考慮し、刃の部分はケースで保護し、柄の部分を持って日本刀を持ち上げる)、円柱型の回転ケースを使った真剣展示、「天然理心流 試衛館」の師範の剣術の動きをモーションキャプチャーで計測及び解説、実践も出来る「日本刀を体感」コーナーもあるとのこと。
また、源義経の守り刀であり自刃した短刀であるという逸話を持つ日本刀「今剣」が、作刀プロジェクトによって作刀された「偲今剣」を、東京会場に続いて大阪会場でも展示される。