阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼する光の祭典「第30回神戸ルミナリエ」が24日開幕した。
第1回ルミナリエは阪神・淡路大震災が起きた1995年12月に開催され、神戸の年末を彩っていたが、新型コロナウイルス感染拡大のため、2021〜23年は小規模な代替イベントとして継続し、昨年(2024年)から1月に開催している。
テーマは「30年の光、永遠に輝く希望」。「これからも街や人の心を照らし続ける」との願いを込め、全体で41万個の電球を使用した。
東遊園地を訪れた20代の姉妹は、母親と叔母と4人で初めてのルミナリエ。「リアルに見るイルミネーションは圧倒される。これからも続いてほしい」と話した。
久元喜造・神戸市長は点灯式で、「ルミナリエの光から復興への希望を感じて30年、絶えることなく開催することができた。これからも協力をお願いしたい」と話した。