藤井さんは、パソナグループに所属する「アワジオペラカンパニー」の監修や、大阪・関西万博イタリアパビリオンアンバサダーをつとめる。
両者は万博のみならず、今後関西で音楽や舞台芸術等の文化プログラムを通じて、イタリア文化と芸術の発信に関するパートナーとしてプログラムを具体化する。
イタリアは、パビリオンを独自に建設する「タイプA」に属する。「ルネサンスの理想都市」をモチーフに設計された木造3階建てで、内部に「コロッセオ」を模した建造物を設置。
「芸術は生命を再生する」をテーマに、アートや手工芸、科学技術を発信する。
イタリア政府代表のマリオ・ヴァッターニ氏は、「イタリアパビリオンのメインテーマは“芸術は生命を再生する”。私たちは大阪・関西万博で、イタリアと日本の学術界や芸術界と結びつける上で重要な役割を果たす。
イタリアとパソナグループは共通のビジョンを体現しており、このパートナーシップは万博閉幕後も続くと確信している」と述べた。
パソナは大阪・関西万博にパビリオン「PASONA NATUREVERSE」を出展、“からだ・こころ”の健康を実現する「Well-being(ウェルビーイング)」な社会のあり方を発信する。
パソナの南部靖之代表は「パソナグループは1980年代から文化創造事業を展開し、現在も『文化・芸術の島 淡路島』の実現のために取り組んでいる。こころの健康を育むためには、日々、心のゆとりを持つこと。音楽をはじめとする「文化・芸術」に触れていただきたい。今回のパートナーシップ契約を通じて、イタリアの素晴らしい音楽・文化・芸術を多くの方々に届け、心豊かな社会を実現したい」と抱負を語った。
■イタリアパビリオン