そんなパンドクレムの店舗は、メルヘンな雰囲気を醸している。外観は、赤いテントにレンガ調のタイルをあしらった壁。壁とこげ茶色の木扉にはそれぞれ大きなガラス窓がはめ込まれ、明るい店内を演出する。デザインは、「小さいお子さんの思い出の1ページになってほしい」という開業当初からのコンセプトに見合う店にできるよう、設計士と相談して決めたのだそう。
「いかに喜んでもらうか、満足してもらうかを大事にしている」と矢嶋さん。食材にこだわりすぎると値段が高くなってしまうことから、食材へのこだわりはあえて持たないようにしているそうだ。
矢嶋さんは30年の節目を迎え、「(地域の人に)飽きられないように日替わり(くらいの頻度)でもいい、新しい商品を作っていきます」と、さらなる意欲を見せた。
※ラジオ関西『三上公也の朝は恋人』より