神戸のわくわくロックンロールバンド、ワタナベフラワー。彼らが水曜日にパーソナリティーを務めるラジオ番組の中で「不幸話」をテーマにメールを募り、リスナーの悲しいエピソードに寄り添った。
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【許可なく撮影しないで】
投稿者は去年の大晦日に友人宅にご飯をごちそうになりに行ったそう。すると、投稿者がご飯を食べて感想を述べている様子をその友人の母親に無断で撮影され、嫌な気持ちになったとのこと。しかもその母親は「面白い食レポ」を期待していたらしく、それを知ってさらに嫌な気持ちになり食べる気も失せてしまったそうだ。「おもろないわ」と、トドメの一言まで浴びせられ苛立ちをグッと耐えたという。
この内容にギターのイクローは「面白い感想を期待していたのであれば、友人の母親のフリとフォローが悪い」と話した。ベースのムサは「次は友人宅に差し入れを持って行き、それを母親が食べる様子を動画に撮ればいい。そうすれば嫌な気持ちが分かる」とひとこと。ボーカルのクマガイタツロウは「母親がこんなことをしていたら、友人まで嫌われる」と今後の関係性を気遣っていた。
【ずっとこの髪型だったのに】
特徴的な髪型をしていたリスナーからの不幸話。これまで、漫画『キン肉マン』の登場人物ラーメンマンのような髪型をしていたが上司から突然「その髪型あかんで」と注意されたそう。「ずっとこの髪型だったのになんで今更言うの？」と思ったが、上司からの指摘なので泣く泣く坊主にすることに。通勤は自転車のため、この時期は頭が寒いという。しかし、帽子屋から「サイズがありません」と言われるほど頭が大きいそうで、サイズの合う帽子が無いため毎日寒さに耐えている……という内容だった。
ちなみにこのリスナーはワタナベフラワーのライブの常連だそうで、多くのネタメールを送ってくれている。メンバーからは「ニット帽ならいけるんじゃないか？」「大きなニット帽を編もう」と、あまり寄り添っていない感じのコメントをしていた。
【デリカシーのない彼氏】
彼氏の用事に付き添うために携帯ショップを訪れた投稿者。店の棚には自分の好きな漫画がたくさん置いてあったので時間をつぶすために読もうと手に取り、サッと老眼を装着。すると、彼氏が店内に響き渡るような大声で「漫画読むのに老眼鏡かけるの？」と言ってきたそうだ。「たしかに漫画のために老眼鏡をかけたけど、そんな大声で言わなくても。老眼鏡の何が悪いんだ？ 老眼鏡を笑うな！」と、怒りの込もったお便りだった。
このメールにイクローは「老眼鏡の“老”の文字が老いたメージがついちゃうのかな。違う言い方はないのかな」と寄り添った。クマガイは「彼氏もそんなこと言ってるけど、そのうちくるからな」とクギを刺した。
※ラジオ関西『Clip水曜日』1月15日放送回より
