阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼し、記憶を継承する「第30回神戸ルミナリエ」が2月2日夜、閉幕した。1月24日の開幕から10日間の来場者数は計約224万8000人(速報値・前年比約15万人増)だった。
今年(2025年)のテーマは「30年の光、永遠に輝く希望」。約41万個の電球が神戸の街を照らした。
会期中、最も多かったのは2月1日の34万2000人(このうち、有料エリアのメリケンパークが1万9300人)、最も少なかったのは1月27日の14万4000人(同9100人)だった。
会場を分散して2年目の今年は、メリケンパーク(神戸市中央区)に設けた有料エリアの来場者数が14万9300人で、昨年の15万400人をわずかに下回った。
この日、神戸市中央区の東遊園地で消灯式が行われ、午後9時30分に儀礼服姿の警備員が整列して、震災の犠牲者6434人への追悼の意を示して敬礼し、一斉に灯りが消された。