神戸市は5日、4月から国際チャーター便が就航する神戸空港の運航計画を発表し、韓国、中国、台湾の5都市を週40便で往復するなどの詳細を明らかにした。同市の久元喜造市長は「チャーター便としての運用を確実に行うことで神戸空港の良い評価を獲得し、国際定期便の実現を確実なものにしていきたい」と話した。
就航は4月18日(金)からで、大韓航空(韓国)、吉祥航空(中国)、スターラックス航空(台湾)、エバー航空(同)の4社が運航。大韓航空はソウル線を1日2往復、吉祥航空は上海線、南京線をそれぞれ1日1往復、スターラックス航空は台中線を1日1往復、台北線は火・木・日の週3往復、エバー航空も台北線で月・金の週2往復を計画している。所要時間はいずれも2~3時間。このほかベトジェットエア(ベトナム)も大型連休中にチャーター便運航を予定している。
また、国際線の第2ターミナルに入る免税店についても公表された。店は約80平方メートルで、午前8時~午後6時半営業。地元の日本酒やスイーツをはじめ、化粧品、香水、たばこなどを扱う。地元企業とコラボした商品、神戸空港オリジナル商品も販売する。
神戸市は4月11日(金)午後2~4時、第2ターミナルの市民向け内覧会を行う。参加希望者は、同市在住または在勤の人を代表者として神戸市HPから申し込む。1グループ5人までで、定員500人。応募期間は2月10日(月)~3月17日(月)。応募者多数の場合は抽選となる。
【神戸空港 第2ターミナル 市民向け内覧会 申込エントリーフォーム】
※応募期間は2025年2月10日(月)~3月17日(月)