◆新曲は頑張る人を後押しする1曲
林原は現在、新曲『Gathering』を発売中。この曲はパチンコの新機種“Pゴジラ対エヴァンゲリオン セカンドインパクトG”のテーマソングとなっている。
作詞を担当している林原は、楽曲についてこのように語った。
「ゴジラは敵でもあり味方でもあるけど、『なんでここまで愛されているんだろう?』と考えたときに、“復活”や“不屈”、“やられても立ち上がる”という魅力が浮かんだ。今回(の楽曲で)は、そうした魅力をリスナーに伝えたいと思った。歌詞のなかに、『抗う事すら許されない 追い込まれた選択』という表現がある。たとえば、受験や仕事での急な部署替えとか、『こんなはずじゃなかった』と思う後悔などが誰にでもあると思うけど、進んだからこその後悔であって、進まなかった自分よりもいいじゃないかという思いを入れ込んでいる。“立ち上がる”という視点から、みんなの生活を後押ししたい」(林原)
◆視野の広さの理由は“作品に沼ること”
パーソナリティーを務める近藤夏子から“歌詞の視野の広さ”について尋ねられると、次のように答えた。
「歌詞を書くとき、自分視点で考えると何も出てこないけど、ゴジラの世界観や、エヴァンゲリオンが終わってロスになったファンのことを考えたり、作品に対して“沼”みたいに浸かったりすることで、すくいあげたい言葉や気持ちが出てくる。たとえば、『スレイヤーズ』だったら“主人公のリナはどう思うだろう”とか、『シャーマンキング』だったら“シャーマンの世界ではこんな意味かな?”とか、作品ごとの世界に向けて(歌詞を)書いてきたから、いろいろな景色が見えてくる」(林原)
その言葉や歌詞から、長年のさまざまな経験が感じられる林原。最後に、「いろんな人から『役をやるときのコツはありますか?』と聞かれるけど、コツコツしかないですよ」と締めくくった。
※ラジオ関西『Clip月曜日』2025年2月3日放送回より
◆林原めぐみ
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