このほか、三宮駅前バスターミナル、神戸文化ホール・三宮図書館など都心三宮とウォーターフロントの再整備・開発に239億2600万円を充てる。
■神戸空港・国際化
2025年4月18日(金)から国際チャーター便が就航する神戸空港。週40便の就航で、韓国(ソウル)・中国(上海・南京)・台湾(台北・台中)のアジア5都市を結ぶ。
新ターミナル運営費や空港アクセスの強化、神⼾空港と新神⼾駅間における⾃動運転バス(EV車)の実証実験などに34億600万円を盛り込んだ。
外国人観光客への対応として「手ぶら観光」を推進する手荷物預かりサービスや、観光情報サイト「Feel KOBE」の多言語ページ拡充、多言語観光案内AIチャットポットの導入など誘客施策に11億3400万円。
チャーター便就航を踏まえたアジア向けのプロモーションとして▼韓国でのゴルフツーリズムの促進 ▼神戸観光局とMOU(観光促進に向けた覚書)を結んでいる台湾・桃園市と連携したセミナーなども実施する。
■⼦育て世帯の経済的負担の軽減
市内の高校に通う生徒の通学定期券を全額補助。また市外高校への通学定期代の補助率も大幅に拡充する。そのほか⼩・中学校等における学校給⾷費の負担軽減や、低所得の⼦育て世帯への給付金の支給など、合わせて75億8800万円。
また、市こども家庭センター(児童相談所)で受理した児童虐待相談を、リアルタイムで兵庫県警と共有するシステムを導入、整備するなどの「児童虐待防止対策」に1996万円を組み込む。
2023年6月、神戸市西区で起きた当時6歳の男児の虐待死事件を受けての措置。






