年季明けした米舞について、そうばさんは「いまの米舞を大切にしてほしい」と話し、このようにアドバイスしました。
「やっぱり、(米舞は)素直。基本的に、落語というのは素直にやれば受けるようにできているから、その素直な感じが、聞いてるお客さんもすごく清々しくなるんですよね。爽やかやしね」(そうばさん)
米舞の「緊張で腹痛になることがある」という悩みには、「『誰も私の話なんか聞いてない』と思ったらええねん」とひと言。「その気持ちでいったほうが緊張しなくなるし、気楽にいけると思うわ。あなたはあなたのことを頑張ったらいい。人があなたのことをどう思うかは、あなたにコントロールできることじゃないから」というそうばさんの言葉を聞くと、米舞は「めっちゃ響きました」と感激。
大いに盛り上がる2人の姿に、そばで見ていた清水は「ここは楽屋ですか」と笑いまじりに言葉を漏らしました。


番組最後に、「3月に襲名しますので、惣兵衛になってもよろしくお願いしたいと思います。本日は誠にありがとうございました」と簡潔に締めくくったそうばさん。その姿を見た米舞は、「やっぱ好きやなあと(思った)」とポツリ。終始楽しそうにトークを繰り広げました。

※ラジオ関西『Clip木曜日』より