神戸から世界へ! 関西初・プロアイスホッケークラブ「スターズ神戸」 目指す未来と選手育成の課題 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸から世界へ! 関西初・プロアイスホッケークラブ「スターズ神戸」 目指す未来と選手育成の課題

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 とはいえ、プレイする上での環境は整いつつあります。たとえば、神戸市の阪神間エリアにはすでに3つのスケートリンクがあり、2025年6月には海辺の住宅エリア「HAT神戸」の商業施設内(神戸市中央区)にも新たなアイスリンクがオープン予定です。

 しかしながら、実は日本のアイスホッケープロチームはまだ4つしかありません。スターズ神戸が5つ目のプロチームとして加わることは、すなわち“国内プロアイスホッケー界の充実”を担うことでもあるのです。

 また、西日本初のプロアイスホッケーチームとして、地域のアイスホッケー振興にも貢献できると注目されています。

 黒澤さんは「アイスホッケーの競技人口増加」にも力を入れており、体験機会を提供することの重要性を強調しています。

「神戸では、スケートやアイスホッケーをやったことない方がほとんど。選手からスケートを教えられ『初めてできた』『褒められた』という、ワクワクや悦びを体感する機会提供も私たちの使命だと思っています」(黒澤さん)

楽しさを体験してもらうことが、競技人口を増やすことにも繋がる(イメージ)

 2025年3月15日には「尼崎スポーツの森」(兵庫県尼崎市)にてアジアリーグに所属する横浜GRITSとの交流試合が予定されています。黒澤さんは「まず見せなきゃいけない」と述べ、競技未経験者にもアイスホッケーの魅力を伝える機会にしたいと考えています。

☆☆☆☆

 プロチーム運営にとどまらず、地域社会との繋がりを大切にし競技人口の拡大やスケートの体験機会の提供に力を入れている、スターズ神戸。黒澤さんは「神戸に育てられた、世界クラスの選手」を将来のビジョンとし、地域密着型の活動を今後も推進し続けると熱く語りインタビューを締めくくりました。

(左から)パーソナリティーの田中大貴、スターズ神戸株式会社代表取締役・黒澤玲央さん、パーソナリティーの林歳彦

※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー! やってみよう!!』2025年2月24日放送回より

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