「頭の骨は比較的、高い周波数で振動しやすいと言われています。鼻歌をするなら少し高音の曲を意識的に選んでも良いかもしれません」（北西先生）
北西先生は他にも「お経やマントラなどを読まずにハミング」「歌詞を知っている曲をあえてハミングする」「カラオケでハミングチャレンジ」など、日常的に鼻歌を取り入れる方法を提案。
また、副交感神経が優位になることで粘液の分泌が促進されるため、「リラックスして鼻歌を歌う」こともおすすめしています。
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鼻歌が効果的であることは取材で判明しましたが、あくまで「対策」であり「根本的治療」ではありません。症状が長引いたり悪化した場合、別の病気が潜んでいる恐れもあります。まずは病院で診てもらうのが、得策と言えそうです。
（取材・文＝宮田智也）
