近藤夏子が選ぶ“J-Popの名曲50選”の1曲 福山雅治『HELLO』 構成の妙を解説 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

近藤夏子が選ぶ“J-Popの名曲50選”の1曲 福山雅治『HELLO』 構成の妙を解説

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 シンガーソングライターの近藤夏子が、自身がパーソナリティーをつとめるラジオ番組『Clip』で、福山雅治のヒット曲『HELLO』の魅力を独断と偏見で解説した。

シンガーソングライター・近藤夏子

 同楽曲は、いまから30年前の1995年2月6日(福山雅治の誕生日)にリリースされたシングルで、およそ187万枚を売り上げた大ヒット曲。スキー場で出会ったカップルの恋模様を描いた、ドラマ『最高の片想い』(フジテレビ系)の主題歌としても知られる。

 そんな『HELLO』は、近藤が個人的に選ぶ“J-Popの名曲50選”に入るそうで、その理由はサビの構成にあるという。

 サビ頭の「恋が走り出したら 君が止まらない」の部分は、「恋が走り出したら」のあと、いったん待って「君が止まらない」と続いていく。

 このいったん待つ部分の伴奏を、近藤は「スチャラン、スチャラン」と独自の擬音で表現。近藤によると、この待ちの部分を入れるのは「なかなかできない」とのこと。

 さらに、サビのラストには、「名曲に欠かせない“階段”がある」と話す。

「君と笑顔 つかまえるのさ」の部分は、「ダダダ、ダーダダ、ダーダダ、ダーダダダー」と階段のように音階がのぼっていき、最後は「きっと」というフレーズとともに爽やかに締められている。

 ほかにも、「懐かしさを感じさせながらもかっこいいサックスのソロパートや、ラストのサビの途中でアレンジを変えてくるベースなど、注目ポイントは多数ある」と近藤は熱弁した。

 楽曲を解説する際、近藤はいつもCD音源をかけながら一緒に熱唱している。福山雅治の楽曲は女性にとってはキーが低いため苦労しながらも、今回も歌いきっていた。

近藤夏子(左)、タケモトコウジ(右)

※ラジオ関西『Clip月曜日』2月24日放送回より

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