同じ明石海峡公園エリアで興味深いプログラムの1つが、「チームラボ お絵かきアニマルズ&天才ケンケンパ」です。
このうち《お絵かきアニマルズ》は、自ら描いた動物たちが、デジタルテクノロジーによるアートで彩られた花とみどりの空間で動きだすというもの。入口で、キツネやクマ、ライオン、ペンギンなど数種類のお絵描きができる下絵があり、用意されたクレヨンでそれに色付けをして、現地の機械でスキャンすると、自分の描いた絵が壁に映し出された草原に登場。その絵をなでたりすると、いろんな仕草をしてくれるんです。
同行したスタッフはクマの絵を描き、それをスキャンしてアート空間に映し出しましたが、そうやっていろんな動物が増えてきますよね。そうするとその動物たちがコミュニケーションを取り出す様子も。つついたりする場面もあったり、どんな動きをするのかは、その時々で変わるよう。見ているだけでも楽しめました。

また、《天才ケンケンパ》は、水に浮かんだ◯△◻ といった色や形の違うマスの上に片足で着地しながらケンケンパと跳んでいくと、それぞれのオリジナルの彩りにフィールドが変化するというものです。現地で体験した子どもたちは慣れた様子でケンケンパしながら楽しんでいましたね。時には虹が現れることもあるそう。その瞬間に次こそ立ち会ってみたいものです。


一方、夢舞台エリアでは、大規模修繕のため2024年4月1日から閉館していた県立淡路夢舞台公苑温室あわじグリーン館が、フェア開幕日にあたる20日に、装いも新たに再オープン。世界最古の植物・ジュラシックツリーなど世界の植物を楽しめる日本最大級の植物館もチェックせずにはいられません。


さらに、夢舞台の円形フォーラムなどで、夜に、島内の放置竹林を利用した「竹あかりアート~水と光が彩る竹のシンフォニー~」も展開。幻想的な世界を体感できました。


