石見神楽面のみならず、現在では県内外や海外に至るまで様々な伝統芸能の面を手がけており、石見の技術を大きく伝統の世界へ広げています。特別に実際に石見神楽面の制作現場を見学したり、触れながら石見神楽面について学ぶことができました。

その後、一行は合流し「道の駅 ゆうひパークはまだ」へ移動、土産を購入しました。同施設は浜田の町並みを一望できる高台にあり、絶景の夕日が自慢のポイントです。隣接する公園にはアスレチックや芝生広場のほか桜並木などがあり、大人も子どもも思い思いの過ごし方で楽しむことができます。
夜はこの旅のメインでもある「石見神楽プレミアム夜神楽公演」の鑑賞。なんと、地元の伝統ある三宮(さんくう)神社の舞台が貸し切りに。目の前で繰り広げられる迫力の舞台を観ながら、特製弁当「浜田石見神楽おろち弁当」に舌鼓。

この日の演目は、「塵輪(じんりん)」と「大蛇(おろち)」の2演目。神楽面や衣装について事前に知識を得た後に見たこともあり、感動もひとしお。公演終了後は神楽衣裳の試着をしました。これはかなり貴重な体験です。


1日目のしめくくりは「美又温泉」。温泉総選挙2024で美肌部門全国1位&地方創生担当大臣賞を獲得しています。
同温泉の歴史は古く、江戸時代末期の元治元年(1864年)に発見されたそう。静かな湯治場としてファンの多い温泉です。とろみのある泉質は肌がつるつるになるほか、体の芯までポカポカになりました。
※ツアーレポート【2】へ続く