俳優・菅田将暉、マルチアーティスト・こっちのけんと、俳優・菅生新樹の父でもある菅生新さんが、このたび、シンガーソングライターの川嶋あいさんがパーソナリティーを務めるラジオ番組『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』(ラジオ関西)に出演。自身の経歴や、菅生家の家訓などについて語りました。

菅生さんは、経営コンサルタントとして活躍するほか、テレビやラジオのメインキャスター、大学の非常勤講師としても幅広く活躍しています。
番組の冒頭で「これからが人生の第2章」と話した菅生さんは、「これまではリハーサル。これからがそろそろ本番」とし、「子どもたちとも足並みがそろってきたし、自分たちもまだまだ元気だし、世界を見すえていきたい」と、これからの人生に向けた意欲を語りました。
菅生さんは、「自分が天井を決めなくてできることをやりたい」と考え、30歳で脱サラし、経営コンサルタントの道を歩みはじめました。その後、経営コンサルタント会社を大きな企業にすることは「自分らしくない」と感じてからは、メディア出演が増えていったといいます。
少し前にサラリーマン時代の同窓会があったそうで、そこで気づいた“出会いの重要性”について、このように語りました。
「みんな経済的にも裕福でいい人生を送っていて、自分が勝るものは何かと考えたときに、脱サラしたからこそ出会った人たちだと気づいた。アントニオ猪木さんとか相田みつをさんとか、素晴らしい方々と出会っているんです。人との出会いによる刺激をすごく受けてきたから、これが僕の人生の宝物かなと思います」(菅生さん)
番組では、菅生家の家訓について話す場面もみられました。菅生家では、毎晩寝る前に「今日良かったことを3つ言う」ようにしていたのだそう。
「10円玉を拾ったとか、好きな子が振り向いてニコッとしてくれたとか、そんな『今日良かったこと3つを言え』と言っていた」そうで、家族の間では日々の小さな幸せを大切にする習慣が大切にされていたことを明かしました。
子育てについては、「絶対的な正解はない」と菅生さん。「どう返したらいいかというベストアンサーがわからなかったから、聞かれたときにはむちゃくちゃ考える。どういう答えを出したら明日につながるか、響くか……」など、試行錯誤を繰り返しながら子育てに向き合ってきたといいます。