神戸のわくわくロックンロールバンド、ワタナベフラワー。彼らが水曜日にパーソナリティーを務めるラジオ番組の中で「不幸話」をテーマにメールを募集。リスナーの悲しいエピソードに寄り添った。
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【説明してるのに……】
「私は雑貨屋の店員をしていますが、先日お客さんに『太いヒモある?』と聞かれました。かなりフランクな言葉遣いに戸惑いつつも、商品棚へ案内。すると『これじゃなくて太い奴、もっと太いのあるでしょ!』と強い語気で言われました。店にはそれ以上の太さのヒモはなかったのでお詫びし説明すると、『私は以前もここで買ったの!』と納得されず……ちょっぴり疲れました」

ボーカルのクマガイタツロウも似たような場面を見たことがあるようで、解決策としての持論を展開。
「怒っている相手に謝るときは、相手よりも大きな声を出したほうが良い。小声だと調子に乗ってさらに突っかかってくるから、『申し訳ございせん、太いヒモないんですよ。また仕入れておきますね!』と声を張る。そうすることで相手もひるむ」とのこと。ベースのムサとギターのイクローも「たしかに」と共感していた。
【急に態度を変えた彼女】
「ついに彼女にプロポーズ。結婚式場も決めました。しかし式の3ヵ月前ごろから彼女の態度がおかしくなり『実家のある街を離れたくない。別れたい』の一点張り。結局、婚約は解消することに。後日、先輩から衝撃的な事実を聞かされました。彼女は会社の同僚と浮気していたようで、1年もしないうちにその彼と結婚したそうです。よく“男は浮気する生き物”と言われますが、女も恐いわ!」

この相談者、今では奥さんと二人の子どもに恵まれているそう。メンバーは「今が幸せならよかった。当時の相手は自分と合わなかったということ」と寄り添った。クマガイは「人生いろいろあるとは思うけど……今が最高、死ぬときにも最高と思えたらOK!」とエールを送った。