生活雑貨通信販売大手「フェリシモ」(本社・神戸市中央区)が行っている“部活”と題した事業展開が話題を呼んでいます。なかでも今、注目されている部活が、『青森部』です。いったいどのような活動をしているのでしょうか。『青森部』の部長・猪川さんに話を聞きました。
「好きなことを好きにやってもいい」という社風から生まれたというフェリシモの「部活」は、現在、15コにものぼるのだとか。その1つ、『猫部』は、“猫と人とがともにしあわせに暮らせる社会”を目指して活動し、人気を博しています。
『青森部』が生まれたのは、神戸⇔青森の直行便就航がきっかけ。フェリシモが青森県庁と行っている「神戸と青森をつなげよう」という取り組みを通じて青森に通うようになった猪川さんが、同県の魅力に触れたことで、『青森部』結成に至ったそうです。
『青森部』からはさまざまなコラボ商品も送り出し、その1つである伝統工芸品「金魚ねぷた」をモチーフにしたポーチは、コロンとしたフォルムがチャームポイント。本物と比べてみても瓜二つと評されるほど、細かな部分まで再現されています。同商品は、昨年の「弘前ねぷた祭り」開催約1か月前に販売開始したものの、なんと、開催までの間に売り切れてしまうほどの人気ぶりだったそうです。


新コラボ商品として、今月19日(水)よりウェブ予約販売を開始したのが、伝統工芸品のガラス製品「津軽びいどろ」の風鈴をモチーフとしたデザイン透明傘です。「津軽びいどろ」を製造する北洋硝子株式会社が監修を務める同商品は、モチーフの風鈴同様に涼やかな見た目が魅力。現在、フェリシモ公式ホームページ内で予約申し込みが受け付けられています。



こちらは、青森のご当地アイドル・りんご娘の新曲『硝子のリンゴたち』とタイアップしており、同曲のミュージックビデオでは透明傘をモチーフとした衣装が制作されました。
そのほかにも、『青森部』の活動は多岐にわたり、今年は2つのねぶた祭りに参加できるツアーの開催も予定しているとのこと。猪川さんは、現在、絶賛企画中であることを明かしていました。
※ラジオ関西『Clip』より

