ラストは2020年に葺き替えられたばかりの茅葺き屋根が見られる南僧尾観音堂へ。室町時代後期に建てられ、兵庫県の指定文化財にも登録されています。古い茅葺き屋根と新しい茅葺き屋根を見比べることができるのが、このツアーならではの醍醐味。建物自体の遺存状態も素晴らしく、5年前に吹き替えられたばかりの茅葺き屋根の美しさを堪能することができました。


茅葺き職人集団「くさかんむり」は、「新しいことをはじめないと、文化は残らない」と、住宅の屋根だけでなく、店舗や公共の建築物、モニュメントや什器、アートワークなど、新しい茅葺きにも数多く取り組んでいます。

さまざまな茅葺きに触れられて、「昔ながらの茅葺き屋根も良かったし、こんなところにも茅葺きって使えるんやっていうのがわかって面白かったです」とウラリエさんも大満足。
温故知新の茅葺きの魅力を茅葺き職人と一緒に楽しめるツアー、みなさんもぜひ体験してみてください!
※ラジオ関西『Clip』金曜日より