皮革の街“兵庫・姫路”「伝統産業×アート」に取り組むレザーマイスター その先に見据える未来とは? | ラジトピ ラジオ関西トピックス

皮革の街“兵庫・姫路”「伝統産業×アート」に取り組むレザーマイスター その先に見据える未来とは?

LINEで送る

この記事の写真を見る(6枚)

 招聘されたアーティストは、一定期間の滞在中に皮革の製造・加工の工程などを見学、そこから生まれたインスピレーションをもとに新たな作品を誕生させるのだそう。

 Season1の展示では、陶芸家の金井悠氏と美術家の澁木智宏氏が参加。製造工程で出る革の繊維くずを使った作品を発表し、従来の革のイメージを覆す新たな可能性を提示しました。

金井氏の作品 提供:一般社団法人L-A・I・R(エルエア)
金井氏の作品 提供:一般社団法人L-A・I・R(エルエア)
澁木氏の作品 提供:一般社団法人L-A・I・R(エルエア)

 現在進行中のSeason2では、建築家・原良輔氏とダンサー・浅川奏瑛氏のユニットが、生皮(きがわ)を活用した照明や空間デザインに挑戦しています。「こうした新しい視点が、伝統産業に新たな価値を生み出していく」と中島さんは期待を寄せています。

ランプシェードを制作する建築家の原氏 提供:一般社団法人L-A・I・R(エルエア)
ランプシェードを制作する建築家の原氏 提供:一般社団法人L-A・I・R(エルエア)

「アートを通して姫路レザーの魅力を全国に発信し、何度でも姫路に足を運びたくなる場所にしたい」と話す中島さん。目下の目標は、姫路を“新しいアートが生まれる拠点にすること”だと意気込みを述べ、番組をしめくくりました。

☆☆☆☆

 伝統と革新が交差する姫路で、皮革とアートがどんな未来を生み出すのでしょうか? 中島さんの挑戦にますます期待が高まります。

【写真中央:一般社団法人L-A・I・R 代表理事 中島勇さん 左:パーソナリティの清元秀泰姫路市長 右:ナビゲーターの洲崎春花】
【写真中央:一般社団法人L-A・I・R 代表理事 中島勇さん 左:パーソナリティの清元秀泰姫路市長 右:ナビゲーターの洲崎春花】

※ラジオ関西『ヒメトピ558』2025年3月21日、28日放送分より


LINEで送る

ヒメトピ558(ゴーゴーエイト) | ラジオ関西 | 2025/03/21/金 17:40-17:55

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

関連記事