3月下旬になり、日中は暖かい日も増えてきたなか、いよいよ桜の季節がやってきました。神戸地方気象台は、27日、桜の開花を発表。今年は平年と同じで、昨年より5日早い開花となったとのことです。
そんな神戸では、須磨浦公園や須磨浦山上遊園、生田川沿い、有馬温泉、王子動物園など、数多くの桜の名所がありますが、市街地の近くに好スポットがあるのはご存知でしょうか。その1つが、ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)です。

サッカー・J1で2連覇中のヴィッセル神戸や、WEリーグのINAC神戸レオネッサ、ラグビー・リーグワンのコベルコ神戸スティーラーズの本拠地としてもおなじみの、ノエビアスタジアム神戸。昨夏にはMrs. GREEN APPLEのスタジアムツアーが行われたのも記憶に新しいところです。
実はそのノエビアスタジアム神戸の横にある御崎公園芝生広場には、約230本のソメイヨシノが植えられており、近年、市街地の隠れた花見どころとして脚光を浴びています。

ノエビアスタジアム神戸を管理する楽天ヴィッセル神戸株式会社スタジアムエンターテイメント部の米澤崇さんによると、開花時期には、スタジアム近隣の住民や家族連れ、企業に勤める人々がその美しさを楽しみに訪れるそうです。
「近年はスタジアム周辺にお住まいの子ども連れの方々が日中にお花見をされたり、お昼には近隣の企業に勤められている方がお弁当を片手に来られたりされています。夜間ライトアップ時、仕事終わりの職場の方々がお花見をされたりする光景が増えてきています」(米澤さん)


また、世界大会なども開催されるスタジアムを背景にした桜の写真や、4月初旬まで毎日午後9時まで実施される夜間ライトアップも魅力のひとつだといいます。さらに、周辺には兵庫運河やこべっこランドなどもあり、「お花見と合わせて運河沿いを散策するのもおすすめです」とコメントしていました。

お花見シーズン中は、多くの人々が訪れることが予想されるノエビアスタジアム神戸。公式サイトでは、桜の開花状況が随時、告知されています。