「カラムーチョ」や「湖池屋ストロング」など多数のポテトチップスを展開する湖池屋。その人気ブランドの1つ、「湖池屋プライドポテト」に新商品「湖池屋プライドポテト GOLD STYLE 幸せの極みだし」が登場しました。
スナック菓子っておいしいけど、塩分が気になる……という方も多いと思います。しかし、なんとこちらの商品、食塩不使用だというのです! 当記事では、もはや単に食塩不使用という言葉で片付けるのはもったいない、新時代のポテトチップスの全貌を実食レポートします。
2017年に販売開始した「湖池屋プライドポテト」ブランド。その売りは、三段階の温度で揚げることで新しいサクほろ感を実現した「神業食感」と、コク深い動物性のうまみ含有オイルで味付けし、これまでにない常習性を可能にした「やみつきエンドレス製法」だといいます。
「湖池屋プライドポテト」は2020年上半期ヒット大賞を受賞するなど、競合の多いポテトチップス業界の新星として爆発的ヒットを記録しました。なかでも異彩を放っていたのが「湖池屋プライドポテト 芋まるごと 食塩不使用」でした(現在は終売)。
今回発売された「湖池屋プライドポテト GOLD STYLE 幸せの極みだし」はそのリニューアル版となっています。

まず目を引くのが、そのパッケージ。2色の鮮やかな金で彩られていて、まるで高級ブランドのロゴのような雰囲気。よく見ると本商品に使用されているだし素材のイラストになっています。
高級感あふれるカラーリングですが、実際の価格は概ね130円程度(筆者が購入したスーパーでは127円)となっており、見た目の割にお手頃価格。ちょっと得した気分です。

食塩不使用といわれると薄味なのかと思いがちですが、開封した瞬間強い和風だしのフレーバーがふんだんに香りその不安が払拭されました。
本商品のキーである、だし素材には、ホタテ・昆布・牡蠣・かつお節・椎茸の5種類もの食材が使用されています。原料となるだし素材の製造工程にも塩が極力使用されていないものを採用するという徹底ぶりで、パッケージ裏の成分表示表記載の食塩相当量は0.084~0.18グラム(1袋55グラム当たり)とごく少量。他のシリーズ商品は0.6グラムの記載のものが多く、食材が本来持つ塩分以外の塩分がほぼ含まれていないことが分かります。
