「心の在り方」「人間力」「攻めの姿勢」がビジネス成功の鍵 経営者歴53年の“塾長”が語る哲学とは | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「心の在り方」「人間力」「攻めの姿勢」がビジネス成功の鍵 経営者歴53年の“塾長”が語る哲学とは

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 竹菱さんは19歳で大学を中退し、個人事業からスタートしました。倒産を経験しながらも、IT開発・広告事業・香港への食材輸出など、多岐にわたるビジネスを展開し続けてきました。その根底に流れるのは、常に「攻め続ける経営」の精神でした。「英語も話せなかったけど、鞄1つで世界中を歩き、人間対人間のフィーリングで伝わることがあった」と振り返ります。

 竹菱さんが経験したアナログ時代ではスマートフォンのような便利なツールはなく、通貨が異なる国々でホテルでもらったシティマップを頼りに歩きながらコミュニケーションをとっていたそう。

 それに対し、現代の若者たちは便利なツールを使いこなす一方で、情報の真偽や多様性を考慮せずに頼りがちだと指摘しています。

「その情報が正しいかどうか。全部同じキーワードでずっと検索されるから情報が操作されてる。それに気づいていない。アナログだったら色んな情報が多くの方面から入ってくるけど、それが今ないんですよ」(竹菱さん)

 竹菱さんは情報過多の時代において、若者が本当に必要な学びを得るためにはツールを「利用する側」であり、ツールに「利用されない」ようにすべきだと訴えています。

☆☆☆☆

 現在72歳になった竹菱さん。今なお「学び続ける姿勢」を大切にしています。

「若い子に出会うと教えもするんだけど、彼らに学ぶこともできるんです。こんな恵まれた環境はない」と竹菱さんは喜びを述べ、インタビューを締めくくりました。

※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2025年3月3日放送回より

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