新年度がスタートした1日、兵庫県内の各自治体や企業で入庁式や入社式が行われ、新社会人たちが新たな一歩を踏み出した。

貨幣処理機メーカーの大手・グローリー株式会社(本社・姫路市)でも入社式が行われ、男女91人が社会人としてのスタートを切った。辞令が交付された後、原田明浩・代表取締役社長が、同社の歴史を紹介しながら「若いうちに夢や志を持つものは強い。壁にぶつかってもあきらめずに達成してほしい」と呼びかけた。新入社員を代表して石田みつほさんは、「世界は絶えず進化し続けています。日本の技術が世界に誇れる技術であり続けるよう、仲間と共に切磋琢磨し挑戦し続けます」と決意を述べた。


入社式を終えた新入社員からは、「社会人になってワクワクドキドキしている。いろいろな人に感謝し、信頼される社会人になりたい」「作った機械で生活を豊かにしたい」などの声が聞かれた。
新入社員たちは、12日間の合同研修で、社会人としての知識と心構えを身につけた後、職種別の専門研修を受ける予定。
